【奨学金バンク】返還負担による、将来不安を軽減できるようになるのか

奨学金バンクを勧められたけど、本当に奨学金の返済負担を軽減できるのかな？

奨学金バンクは、日本初の奨学金返還支援プラットフォームであり、毎月の奨学金を代理返済してくれるサービスです。

そのため奨学金バンクは、奨学金の返済負担を軽減してくれると言えますが、利用に不安を抱える人もいるでしょう。

そこで本記事では、奨学金を借りている就活生の目線で、奨学金バンクに対する疑問に答えていきます。

併せて、奨学金バンクのメリット・デメリットも紹介していきますので、利用を検討する際の参考となるはずです。

奨学金返済支援サービス【奨学金バンク】

Table of Contents

【疑問1】奨学金バンクは怪しいサービスではないのか

先ほど奨学金バンクは、奨学金の返還支援をしてくれるサービスだと紹介しました。

非常にありがたい一方、どんなカラクリがあるのか、怪しくないのかと気になる人もいるかもしれません。

結論から言うと、奨学金バンクは、奨学金を代理返還するための資金源が明確となっているため、安全なサービスです。

具体的には、企業からの参画費・個人による寄付などが、奨学金バンクの財源となっているのです。

以上から奨学金バンクは、一般人や企業に支えられた、安全なサービスだと言えますね。

【疑問2】奨学金バンクで支援を受けるには

奨学金バンクを利用したいと思っています。

どうしたら、奨学金バンクによる奨学金の代理返還を受けられるのでしょうか？

返還支援を受けるには、奨学金バンクで紹介されている企業に就職する必要があります。

なお、奨学金返済が開始するのは、試用期間を終えてからになります。

試用期間：採用した新入社員が正社員として働くのに相応しいかを判断する期間。
　　　　　企業によって異なります。

奨学金バンクで紹介されている企業に、無事就職できる自信がないです…。

「そもそも就職できるのかな？」と不安に感じている人もいるかもしれません。

ですが奨学金バンクは、人材サービスも兼ねており、キャリアアドバイザーが就職支援をしてくれるので、安心してくださいね。

このように奨学金バンクは、サポートを受けながら紹介企業に就職することで、奨学金の代理返済を受けられるサービスなのです。

奨学金バンクの概要

ここまで、奨学金バンクに関する疑問にお答えしてきました。

ただ話が複雑だったので、一旦整理したいと思います。

奨学金バンクのサービスの流れ

奨学金を借りる就活生が「奨学金バンク」に登録する。
就活生が「奨学金バンク」側から、求人紹介・就職支援を受ける。←【疑問2】参照
就活生が「奨学金バンク」で紹介されている企業に就職する。←【疑問2】参照
試用期間を終え、奨学金返還支援が開始する。←【疑問2】参照
「奨学金バンク」が金融機関を経由し、奨学金返還元へ支払う。

大まかに以上の流れとなります。

奨学金バンクのデメリット

以上が奨学金バンクの概要となりますが、利用にあたり留意点もあります。

奨学金バンクのデメリット

求人の業界や勤務地に偏りがある
退職後、奨学金返還支援が止まる可能性がある

求人の業界や勤務地に偏りがある

奨学金バンクのデメリットとして、紹介される企業の業界・勤務地に偏りがある点が挙げられます。

実際に奨学金バンクで求人検索すると、IT・通信・インターネット業種や、勤務地が東京である企業が多くなっています。
（2025年1月現在）

現在、奨学金バンクを利用する企業を増やす取り組みをしていますが、まだまだ業界・勤務地に偏りがあるのは事実です。

この点は、志望業界・希望勤務地がある就活生にとって、デメリットとなってしまいますね。

奨学金バンクで、自分に合う企業が見つからなかった場合は、企業等の奨学金返還支援(代理返還)制度をご検討ください。

ただ奨学金バンクによる就職支援はないので、キャリエモン（詳細記事あり）などで就活相談すると良いでしょう。