キャリエモンは、就活のプロが無料でキャリア相談に乗ってくれ、回答の品質も高いサービスであるのは事実です。
しかしキャリエモンには、質問する際の注意点があったり、このサービスをオススメできない人が存在したりします。
そこで本記事では、元就活生の視点で、キャリエモンに対する疑問に答えたり、メリットに加えてデメリットもお伝えしたりしようと思います。
キャリエモンを使うかどうか迷っている方にとって、判断材料になるはずなので、ぜひご一読ください。
【疑問】本当に無料で高品質な回答を得られているのか
「キャリエモンは、無料で使えて、回答も高品質」って言っていたけど、本当なのかな?
筆者も「本当のところ、どうなの?」と思っていたので、調査してみたのですが、結論「キャリエモンは、無料で使える上、回答も高品質」でした。
なお以下は、実際に【キャリエモン】をログインして検証した結果の一例です。
- ガクチカをアルバイトにした就活生に対し、その工夫をすることで得られる効果を予測した上で、どんな目的があって工夫をしたのかを提示すべきと助言。
- 自己PRについて相談した就活生に対し、エピソードをもとに、自分の強みを表す、より適切な一言を提案。
- 営業職のキャリアプランについて、業界や取引先を想定した上で、その企業の営業職だからこそできそうな内容を例示。
ここでは、キャリエモン利用者の権利保護のため、概要のみの記載となりますが、キャリエモン内では、例文を交えて分かりやすく回答されているので、改善の道筋がはっきりとしています。
また、もらったアドバイスを踏まえて書き直し、再度添削してもらうこともできるため、より自信を持って選考に臨むことが可能です。
どうして無料なのに、高品質な回答をもらえるのでしょうか?
そこには、以下のようなキャリエモンを運営する株式会社UZUZの想いと、人的資本があると考えられます。
- より多くの就活生に正しい情報を伝えたい
- 就活のプロが回答している
そもそも、キャリエモンのリリースには、以下のような背景がありました。
キャリアの中で最も価値があり、多くの選択肢を持てるのが“新卒”です。
しかし中には、情報不足から新卒というカードをうまく使えていない学生もいます。
そんな学生に正しい就活情報を伝えるため、匿名かつ無料の「書類/ES添削」「就職相談」サービス「キャリエモン」をスタートさせました。
就活生の相談に答えるのは、就職・転職の知識があり、就活生と直接的な利害関係のないプロのキャリアサポーター。代表の岡本も多くの相談に直接回答しています。
今後さらにキャリアサポーターの数を増やし、より多くの悩みを解決できる体制を強化していく予定です。引用:UZUZの歴史
就活生が正しい情報を知った上で、納得の判断をしてもらいたいという思いから、無料でキャリエモンを展開しているという訳です。
また、就活生の皆さんの質問に答えるキャリアサポーターは、全員が内定獲得ノウハウを習得しているため、就活の成功に役立つ回答がもらえるのです。
以上から、キャリエモンは無料で使える上、質の高い回答が得られるサービスだと言えますね。
キャリエモンの概要
キャリエモンは就活の悩みを解決できるまでプロに相談できるサービスです。
「ひろさんチャンネル」を運営する、就活YouTuberが就活生の悩みに回答します。
また、現役のキャリアアドバイザーや人事の人からも、アドバイスをもらうことができます。
なお、キャリエモンが対応する相談内容は、以下の通りです。
- ESの添削
- 自己PR、ガクチカ、志望動機の添削
- 自己紹介の添削
- 挫折、苦労した経験に関する相談
- 複数内定時の入社先企業選定の相談
- 面接の対応の仕方の相談
- 逆質問に関する相談
- 会社、業界、職種の選び方の相談
- 就活の軸の相談
- 就職活動の始め方の相談
以上、キャリエモンでは幅広い相談内容に対応しています。
また、上記以外の就活全般の相談も可能となっています。
デメリット
ここまでキャリエモンの概要をお伝えしてきましたが、キャリエモンを利用する上で留意点もあるので、記します。
- 質問する際は、個人を特定できない形にする必要がある
- 求人紹介はしてもらえない
質問する際は、個人を特定できない形にする必要がある
キャリエモンで質問する際は、個人を特定できない形にする必要があります。
なぜならキャリエモンは、ログインさえすれば他者の質問を自由に閲覧できるため、質問内容に記載されている情報から個人を特定できてしまう可能性があるためです。
例えば、キャリエモンで自己紹介の添削をしてもらう場合、大学・学部・学科名や氏名などを伏せた状態で質問しないと、誰が質問を投稿しているのか分かってしまいますよね。
そのため、この場合に例文を掲載する際は、「○○大学○○学部○○学科の○○です。」のような形で投稿する必要があります。
このように質問する際に、個人を特定できない形に配慮する手間が生まれる場合があるのです。
求人紹介はしてもらえない
2つ目のデメリットとして、求人紹介をしてもらえない点が挙げられます。
どうしてキャリエモンでは、求人紹介をしていないですか?
理由として、企業と提携しないことで、就活生第一のサービスを展開できることが考えられます。
突然ですが、ここでキャリエモンと同じく就活に関する相談や悩みに乗っている、就活エージェントに焦点を当ててみると、ビジネスモデルは以下のようになっています。
就活エージェントは、提携の申し入れのあった企業に対し、就活サポートを申し込んだ就活生を紹介し、紹介した就活生が提携企業に選考参加・内定・入社することで報酬を得ています。
つまり就活エージェントのビジネスは、提携企業から得る報酬ありきであるため、企業ファーストとなりかねません。
一方のキャリエモンは、企業と提携を締結したり報酬をもらったりしていないため、企業に配慮しなくてよく、結果的に就活生ファーストのサービスを提供できるという訳なのです。
このようにキャリエモンは、売上0円にもかかわらず、就活生が正しい判断できることを優先するために、企業と手を組んでいないのです。
正直、求人紹介~入社後のサポートまで希望する人には、キャリエモンはオススメできません。
ただキャリエモンを運営する株式会社UZUZには、求人紹介~入社後サポートまで無料で実施してくれる、UZUZ新卒というサービスもあります。
気になる方は、下の記事もチェックしてみてください。
メリット
ここまで、キャリエモンのデメリットについて述べてきましたが、これを上回るメリットもあるので、お伝えします。
- 気軽に相談できる
- どの企業に応募しても相談できる
気軽に相談できる
キャリエモンのメリットとして、気軽に就活の悩みを相談できる点が挙げられます。
なぜならキャリエモンは、何度使っても無料である上、匿名でサービスを利用できるためです。
実際にキャリエモンのサイトを見てみると、他の利用者の相談内容と回答が閲覧できるようになっていますが、匿名で利用できるので、質問をするハードルが低くなっています。
このように、キャリエモンは、無料・匿名・無制限で就活の悩みを相談し放題という就活生に配慮されたサービスなのです。
キャリエモンのサイトは、こちらをご覧ください。
どの企業に応募しても相談できる
2つ目のメリットは、どの企業に応募しても相談できる点です。
キャリエモンと就活エージェントは、類似したサービスですが、応募企業を問わずに就活の相談をできるかどうかという点では、異なります。
就活エージェントの場合、学生が就活サポートを受けられるのは、企業側から紹介の依頼があった会社のみです。
一方、キャリエモンはエージェントサービスではないので、就活生が自ら選んだ企業に対するアドバイスがもらえます。
そのため、一般的な就活エージェントと提携しているか分からない企業でも、安心して応募し、相談できますね。
より良い回答を得るには、特にアドバイスしてほしい部分を具体的に伝えると良いでしょう。
例えば、「○○という意図を伝えたいが、分かりにくくなっているので、伝わり易く添削してほしい」などと記載することなどが挙げられます。
登録方法
登録方法は、以下の通りです。
①【キャリエモン】をクリック。
②「Googleアカウントでログイン」をクリック。
③「次へ」をクリック。
④「次へ」をクリック。
⑤最終学歴を入力。
⑥「次へ」をクリック。
⑦利用目的を選択。
⑧希望勤務地を選択。
⑨「次へ」をクリック。
⑩プロフィール情報を入力。
⑪登録完了。
まとめ
今回は、キャリエモンについて記事を書きました。
この記事でお伝えしたかったことは、以下の通りです。
○キャリエモンは、就活の悩みを解決できるまでプロに相談できるサービス
☆無料で利用でき、高品質な回答が得られる
○メリット
・気軽に相談できる
・どの企業に応募しても相談できる
○デメリット
・質問する際に個人を特定できない形にする必要がある
・求人紹介をしてもらえない
以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
キャリエモンで、皆さんの就活が好転することを祈っております。
無料でキャリエモンに登録する
「キャリエモン」って無料で使える就活サービスで、就活のプロに悩みを相談できるって謳っているけど、まともな回答が来るのか怪しい…。