筆者はGDが苦手で、できれば回避したいと思っていました。
しかしGDのポイントを知ってからは、以降のGDでは動じなくなり、やがて選考官から評価されるようになったのです。
本記事では、私が学んだGDで成功を収めるためのポイントをお伝えします。
この記事を読むことで、GDにおける適切なコミュニケーションを理解し、以降のGDで成功を収められることでしょう。
GDの目的
GDは、複数人で与えられたテーマに対して議論を行い、制限時間内に結論を出すものですよね。
このようにGDでは、以上の観点から、入社後の会議に貢献できるポテンシャルがあるかどうかが見られているのです。
GDでやらかした3つの原因
ここまでGDの目的を見てきました。
以上を踏まえ、まずはGDでやらかしてしまうミスの原因を見ていきましょう。
- GDの進め方が分かっていない
- 議論の脱線・停滞に対処できない
- メンバーの意見を聞かない
GDの進め方が分かっていない
GDでやらかす原因にGDの進め方を理解していないことが挙げられます。
なぜなら、時間配分が不適切になり、制限時間内に結論が出す目的が果たせなくなるためです。
例えば、アイデア出しに時間を費やしすぎた結果、意見がまとまらず、時間オーバーになることもあり得ますよね。
また、たとえ意見がまとまっていたとしても、発表準備ができていない場合も出てきます。
つまりGDでは、制限時間内に結論を出すため、発表から逆算した議論展開が求められるのです。
議論の脱線・停滞に対処できない
2つ目の原因は、議論が逸れたり停滞したりする際に、うまく対処できていないことです。
例えば「売上を上げる」というお題に対し、利益を増やす方向で話し合っていたとします。
しかし、経費を削減するための意見が出てきて、議論が脱線することもあるかもしれません。
また、反対意見ばかりが出て、議論が進まない状況に遭遇することもあるでしょう。
しかし以上の場面でも、GDでは議論を整理していく必要があり、議論の脱線や停滞時でも上手に切り抜ける必要があるのです。
メンバーの意見を聞かない
原因の3つ目は、メンバーの意見を聞かないことです。
なぜなら、メンバーの意見を聞かない参加者は、選考官から一緒に働きたいと思ってもらえないためです。
つまりGDでは、メンバーの意見を大切にする協調性も見られていると言えますね。
そのため、周囲に目を配り、独りよがりにならないGDを目指しましょう。
GDで成功を収めるため3ポイント
ここまで、「GDでやらかす原因」をお伝えしました。
続いて、GDで成功を収めるための3ポイントをご紹介します。
以下の3ポイントを同時に習得することは難しいので、少しずつステップアップしながら、できるようになりましょう。
- GDの進め方を知る
- 意見の組み合わせを試みる
- メンバー全員の意見を聞く
GDの進め方を知る
GDで成功を収めるためのポイントとして、GDの進め方を知っておくことが挙げられます。
先ほど、発表から逆算した議論展開をしましょうとお伝えしました。
GDで大事なのは、「発表ができそうか」という意識を持つことです。
以下で発表から逆算したGDの進め方を示します。
- 役割分担をする(司会・書記・タイムキーパー・発表者など)
- 時間配分を決める
- テーマの前提条件・定義を確認
- ターゲットを決める
- アイデアとその理由を出す
- アイデアと理由をまとめる
- 発表準備する
特に③と④は忘れがちなので、飛ばさないようにしましょう。
ここで、補足が2点あります。
まず、抽象的なお題を定義づけるGDの場合、「③テーマの前提条件・定義を確認」過程は飛ばして構いません。
また新規事業を立案するGDで時間が余った際は、競合との差別化も考えられると良いです。
以上を踏まえ、トライしてみてくださいね。
意見の組み合わせを試みる
2つ目は、意見を組み合わせられないか検討することです。
議論が脱線・停滞した際、意見の融合を試みる理由は、より多くのアイデアを採用することで、他メンバーのモチベーションを保つためです。
方向性がズレたアイデアや反対意見を出す人も、GDで活躍したい意識を持っているので、そこは活かしてあげましょう。
そもそも、どのように議論の脱線に気づけばいいのでしょうか?
ズレに気づくためには、メンバー間で決めた前提条件・定義を基準にするとよいです。
その上で、議論から逸れたアイデアの良い点を述べ、他のアイデアと組み合わせられないか検討するのです。
また反対意見が出て、議論が停滞した場合も、両者のメリットを掛け合わせられないかを考えてみて下さい。
自分でうまく融合できない際は、他のメンバーと一緒に模索してもよいですね。
メンバー全員の意見を聞く
GDで成功を収めるためには、メンバー全員の意見に耳を傾けることも大切です。
なおメンバーの意見を引き出す上で有効なのは、話せていない人に話を振ることです。
ここで、話せるタイミングを失っている状況をイメージしてみてください。
そんなとき、「○○さんはどうですか?」と話しかけられたら、発言しやすいですよね。
このようにGDに参加する際は、メンバー全員が話せているかという視点を持ち、話せていない人には話を振りましょう。
GDに慣れよう
ここまで、GDで成功を収めるためのポイントをお伝えしましたが、これには慣れが必要です。
つまりGDに慣れることができれば、GD選考の突破率が格段に上がります。
オススメの練習法はありますか?
デアイバ への参加がオススメです。
デアイバとは、GDの実践練習ができる就活イベントです。
私自身もデアイバでGDの経験を積んだことで、GDに自信が出て、選考も突破できるようになりました。
GDの進め方を確認した上で実践するので、GD初心者だった私も安心して参加できました。
また、無料で参加できる上、スカウトがもらえるので、自信にもなります。
是非、デアイバに参加し、自信を持ってGD選考に臨みましょう。
まとめ
今回は、GDで成功を収めるためのポイントをお伝えしました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
・GDの進め方を知る
・意見の組み合わせを試みる
・メンバー全員の意見を聞く
今後GDをやる機会が出てくると思います。
是非、デアイバなどで、経験を積んで選考を突破できるようになりましょう。
グループディスカッション(=GD)でやらかしたかも…。
このままGD選考を通過できないのかな?