就活生時代の筆者は、学歴フィルターを突破しなければ、ホワイト企業には入社できないと信じ込んでいました。
しかし結果的には、学歴不問のホワイト企業から内定をもらうことができています。
それは、学歴フィルターなしのホワイト企業から内定を獲得して入社できる方法を知ったからです。
そこで本記事では、学歴フィルターなしのホワイト企業に入社する方法をお伝えします。
この方法を実践することで、皆さんを求めるホワイト企業に出会えるようになり、就活にも自信が持てるはずです。
誤:学歴フィルター有⇒ホワイト企業
私自身ホワイト企業は、必ず学歴フィルターを設けていると思っていました。
- 誤解①:高学歴⇒ホワイト企業
- 誤解②:ホワイト企業⇒大企業
誤解①:高学歴⇒ホワイト企業
1つ目の理由は、学歴が高くなければ、ホワイト企業に入社できないという誤った考え方があったからです。
学歴を偏差値に置き換えると、受験生の偏差値が高いほど、進学したい学校に入れる可能性は上がりますよね。
私は「誰もが進学したい学校」を「ホワイト企業」と置き換えたため「高学歴⇒ホワイト企業」だと考えました。
しかし、就活をしているとあることに気づきます。
それは、大学の偏差値に関係なく、ホワイト企業から内定をもらえるということです。
実際、私自身の入社先の採用実績校を見ると、偏差値に幅がありました。
そのため、学歴に関わらず、ホワイト企業に入社できると言えるのです。
筆者が内定をもらった会社は、本当にホワイト企業なんですか?
疑問に思う人もいると思いますが、結論から言うと、ホワイト企業です。
理由は、ホワイト企業が満たす基準を満たしているからです。
そのボーダーラインは「ホワイト企業とは」のところで紹介しますね。
誤解②:ホワイト企業⇒大企業
誤解した理由の2つ目は、ホワイト企業は大企業だけだと思い込み、就活において学歴で差別化する必要があると勘違いしたためです。
ホワイト企業は人気があるため、倍率が高いという大企業の特徴を満たしていると考えました。
高倍率ですと、採用活動の手間を省くため、学歴フィルターが設けられる場合がありますよね。
そのためホワイト企業は、学歴フィルターのある大企業のみだと考えていたのでした。
しかし実は、ホワイト企業は大企業とは限りません。
私が内定をいただいたホワイト企業は、学歴を問わないベンチャー企業でした。
つまり、学歴不問でも、会社規模に関わらずホワイト企業に入社できる場合があるのです。
現在では、ホワイトな中小企業やベンチャー企業も増えているので、是非検討してみてください。
ブラック企業
ここまで「学歴フィルター⇒ホワイト企業」と誤解していた話をしました。
ではホワイト企業とは、どのような企業なのでしょうか。
ここでホワイト企業への理解を深めるため、相対するブラック企業について知りましょう。
なお、ブラック企業について、厚生労働省は明確に定義をしていないので、以下のハンドブックを参考にして確認しましょう。
参考:厚生労働省のハンドブック
・「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~」
・「知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~」
今回は、労働法に反するものをブラック企業としています。
以下がブラック企業の特徴です。
- 長時間労働
- 過重な労働
- 低賃金
- 長い残業時間
- 割増賃金(時間外労働・休日労働・深夜労働等対象)の未払い
- 年次有給休暇が取れない
- 妊娠・出産・育児休業・介護休業に関するハラスメント
- パワハラやセクハラ
このような状況下で働きますと、低収入かつ精神的肉体的苦痛を伴う状況が続く可能性があるのです。
ホワイト企業
続いて、ホワイト企業について述べていきます。
しかし、ブラック企業と同様にホワイト企業に関しても、厚生労働省は明確に定義をしていません。
そのため、ホワイト企業はブラック企業と逆の会社として特徴をまとめます。
- 労働時間が長くない
- 心身ともに働きやすい
- 同業他社より高い賃金
- 残業がない・少ない
- 割増賃金(時間外労働・休日労働・深夜労働等対象)が支払われる
※固定残業代制度の場合あり - 休暇を取りやすい
- 社会的良識がある
固定残業代とは何ですか?
厚生労働省によると、一定時間分の時間外労働、休日労働及び深夜労働に対して定額で支払われる割増賃金のことです。
現在は、固定残業代の明示が促されているため、求人情報を見れば分かるようになっています。
入社後即「ブラック企業→ホワイト企業」に転職できるのか
ホワイト企業に入社したいですが、学歴フィルターがある想像しかできません。
とりあえず内定が欲しいので、最初はブラック企業でも良いかなと思います。
その後、すぐにホワイト企業に転職すればいいだけですし。
内定をもらえれば、どこでもいいと思ってしまいますよね。
しかし結論から述べると、入社後早期にブラック企業を離職し、ホワイト企業に転職することは難しいです。
- 「またすぐに離職するのではないか」
- スキルがないままの離職
難しい理由①:「またすぐに離職するのではないか」
入社後すぐに転職するのが難しいのは、早期離職を繰り返すのではないかと思われるからです。
ここで、皆さんが転職者を採用する企業側だと考えてみてください。
新卒採用コスト同様、転職者採用のコストは多額の費用がかかるため、企業側は慎重に人選をします。
ところが求職者が前職で在籍している期間が短い場合、どう思いますか?
この人を転職者として採用しても、早期に離職してしまうのではないかと思いますよね。
「またすぐに会社を辞めるだろう」と思われるため、入社後すぐ「ブラック企業→ホワイト企業」に転職するのが難しいのです。
早期離職は、一般に3年以内での離職を指すことが多いです。
ただ、早期離職と捉えられる前職での在籍期間は、企業や職種により異なるので、ご注意ください。
難しい理由②:スキルがないままの離職
2つ目の理由は、スキルがないまま離職することで、転職活動において不利になる可能性があるからです。
株式会社テレビ朝日によると、「経団連は、転職者採用を『経験者採用』と呼ぶ」考えを示しています。
十倉雅和会長は、経験者採用で、人材の円滑な移動を促し、経済の活性化につながるとしています。
ここで「経験者採用で、経済の活性化につながる」という部分に注目してみましょう。
内閣府によると、経済活性化の基本は、企業が担う生産性を向上させ、効率的に利益を獲得することだと言います。
つまり経験者採用は企業の生産活動や売上・利益に貢献するということです。
しかし、スキルが不十分な人が転職してきたら、どうでしょう?
「経験者採用によって、効率的な生産活動や利益獲得に貢献する」という即戦力に適合しないですよね。
在職期間が短い場合、十分なスキルが身についているとは言い難いです。
「スキルがない」と思われるため、転職活動で不利となるのです。
ただ、中には、未経験者可の「経験者採用」もあります。
求人をよく読んで、慎重に判断しましょう。
「学歴フィルター有⇒ホワイト企業 偽」にする方法
ここまで入社後すぐに「ブラック企業→ホワイト企業」に転職するのは、難しいと述べてきました。
このことから、新卒でブラック企業ではなく、ホワイト企業に入社できればよいと言えますよね。
続いては、学歴フィルターなしで、ホワイト企業に内定・入社する方法をまとめていきます。
ここでは、希望勤務地別に、首都圏と首都圏以外で分けてみました。
- 首都圏で働きたい方
- 首都圏以外で働きたい方
首都圏で働きたい方
希望勤務地が首都圏の場合は、関東圏の求人を多く扱うキャリアスタートがオススメです。
キャリアスタートは、面談を通して、学生に合う仕事を紹介し、内定まで導く無料の就活エージェントです。
- 学歴フィルターがない
- 厳選されたホワイト企業のみと契約
- 質の高い面接トレーニングを実施
- 入社後の定着率が高い
- 全国どこでもサービスを利用できる
キャリアスタートは、ブラック企業と契約せず、全ての学生に対して平等にホワイト企業の求人を紹介します。
また徹底した面接トレーニングを実施することで、内定率は86%を誇っています。
さらに、学生と企業のマッチングに尽力し、入社後のギャップを除去することで、入社後の定着率は92%以上となっています。
なお、面談は対面・オンライン・電話等が可能です。
是非皆さんも、キャリアスタートで、首都圏就職を実現させてください。
キャリアスタートでは、首都圏以外の求人も扱っています。
そのため希望勤務地が首都圏以外の方も、キャリアスタートでホワイト企業が見つかる可能性があります。
首都圏以外で働きたい方
首都圏以外を希望勤務地としている場合は、以下の手順を踏むと良いです。
STEP1:逆求人型就活サイトに登録
STEP2:企業の口コミサイトを確認
STEP1:逆求人サイトに登録
まずは、逆求人サイトに登録しましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録することで、企業からオファーがくるサービスです。
オファーをくれた企業から、希望勤務地に合う会社を選ぶことで、効率良く企業探しをすることが可能です。
オススメの逆求人サイトはありますか?
以下にオススメの逆求人サイトを3つご紹介いたしますので、参考にしてみてください。
STEP2:企業の口コミサイトを確認
続いて、オファーをもらった企業の口コミを確認しましょう。
企業の口コミサイトでは、現職や退職済みの社員がどう会社を評価しているのかを知ることができます。
そのため逆求人型就活サイトで知った企業がホワイト企業かどうかを判断する材料となるのです。
どこに注目して、企業の口コミサイトを見れば良いですか?
下に挙げる「企業の口コミサイトで注目すべきポイント」を確認してみましょう。
- 勤務時間
- 働きやすさ
- 給与水準・評価制度
- 残業時間
- 福利厚生
- 社風
- 人間関係
- 成長・働きがい
- 成長性・将来性
- 優位性・独自性
- 教育制度
- 在職期間
- 採用大学
- 3年後離職率
- 平均勤続年数
- 売上・利益 など
3つの注意点
- 企業の口コミサイトで分からない点は、企業の採用HPや説明会で確認する必要があります。
- 完璧なホワイト企業はないので、ポイントに優先順位をつけましょう。
- ネット上の情報であり、全てが正しいとは限らないので、複数の情報を比較検討するようにしましょう。
是非企業の口コミサイトに登録し、ホワイト企業かどうかを検討するようにしましょう。
まとめ:学歴フィルター有⇒ホワイト企業 偽
今回は、学歴フィルターなしのホワイト企業に入社する方法について記事を書きました。
この記事でお伝えしたかったことは、以下の通りです。
◯学歴フィルターなしでホワイト企業に入社することはできる
◯ブラック企業に入社後、すぐホワイト企業に転職することは難しい
◯オススメツール
・首都圏就職希望ならキャリアスタート
・首都圏以外で働きたい場合は、逆求人サイトと企業の口コミサイトの併用
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
希望勤務地に合わせて、学歴フィルターなしのホワイト企業で働く方法を実践してみてください。
学歴不問の求人に応募したいけれども、ブラック企業は避けたい…。
どうすれば学歴フィルターなしのホワイト企業に入社できるのか分からない…。