【大手病克服→2カ月で内定】ヤバい末路を回避するための5ステップとは

大手企業は安定してそうだし、就職したいな。

でも、選考を通過できなくて、自分に合っていないのかもしれない..。

私も、なんとなく大手企業を目指していましたが、不合格が続き、このまま内定が出ないのではないかと焦っていました。

しかし、大手病の末路を回避する方法を学んでからは、選考応募から2カ月で納得内定をもらうことができたのです。

そこで本記事では、私が学んできた「大手病の末路を回避する方法」をお伝えします。

この記事を読むことで、自分に合った企業に就職できるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

【実体験】大手企業のみ目指していた

当初、筆者は大手企業のみを目指し、就活をしていました。

なぜなら、大手企業しか、私が設定した企業選びの条件を満たさないと思ったからです。

企業選びの条件
  • 失業リスクの少なさ
  • 福利厚生の充実度の高さ

私は、会社の経営不振で、解雇される可能性がある企業には、就職したくありませんでした。

そこで会社全体を見ると、大手企業は知名度が高く、市場での信頼も高いですよね。

そのため、大手企業は経営が安定していて、失業する危険性は低いと考えました

また、大手企業には多くの魅力的な福利厚生があるため、さらに就職願望が高まったのです。

大手病と末路

ここまで私自身が大手企業を軸に就活をしていたことを述べてきました。

続いて、そもそも「大手病」とは何かを確認しましょう。

大手病

大手病とは「大手企業のみの就職に固執している状態」です。

大手企業のみにこだわるのは、悪いですか?

経営は安定していますし、福利厚生が充実していて、給与も高いですし…。

大手企業のみにこだわるのは、悪いことではありません。

しかし、大手病は、就活でのリスクを伴う上、働く中での後悔につながる可能性があります

大手病の末路
  • 末路①:全落ちしてNNT
  • 末路②:入社後のミスマッチ

末路①:全落ちしてNNT

大手病のリスクの1つに、大手企業の選考が全て不合格で、NNT(=無い内定)の恐れがあることが挙げられます。

なぜなら皆さんもご存知の通り、大手企業の選考は難易度が高いからです。

ここで大企業に就職する大卒生の割合を見てみましょう。

講談社の現代ビジネスより、計算上、大卒就職者の14%程度しか大企業に就職できないと言います。

さらに、大企業の中でも、大手企業は知名度のある会社ですよね。

そこで大手企業に就活生が集中するため、一般的な大企業よりもさらに就活難易度が上がります。

必然的に、大手企業は内定を巡る競争倍率が高くなるため、選考通過率が低く、無い内定になる可能性が極めて高いのです。

末路②:入社後のミスマッチ

大手病に陥った場合、大手企業で内定がもらえても、入社後にミスマッチで後悔する可能性があります

これは、ネームバリューのみで、大手企業を選んだ場合に当てはまります。

理由は、入社後にどのような仕事をするのかイメージできていないからです。

就活は、ライフイベントの1つですが、キャリアのスタートに過ぎません。

しかし、憧れや知名度で大手企業に入社した場合、内定が目的となりますよね。

そして、仕事をしているイメージがないまま入社すると、「こんなはずじゃなかった」というミスマッチが発生するのです。

大手病の5つの特徴

ここまで、大手病とその末路について述べてきました。

続いて、大手病の特徴をお伝えします。

大手病の特徴
  • 大手企業以外を調べない
  • 中小企業やベンチャー企業は良くないという先入観がある
  • 「大手企業への就職がゴール」と思い込んでいる
  • 入社後のキャリアビジョンがない
  • 周囲が大手/大手志望

大手企業以外を調べない

1つ目の特徴は大手企業以外を調べないことです。

筆者

皆さんは、企業を絞り込む際、従業員数や知っている会社のみを候補していませんか?

答えが「はい」の人は、大手病の可能性が高いです。

理由は、必然的にエントリー候補が大手企業のみとなるからです。

厚生労働省は、常用労働者 1,000人以上を大企業としています。

さらに、大企業のうち知名度の高い会社が、大手企業となりますよね。

そのため、従業員数1,000人以上で認知度の高い企業のみに応募する人は、まさに大手病なのです。

中小企業やベンチャー企業は良くないという先入観がある

2つ目の特徴は、中小企業やベンチャー企業で働くのが、良くないという先入観があることです。

筆者自身も、就活を始めた当初、中小企業やベンチャー企業への入社は、考えていませんでした。

理由は、大手企業と比べて経営に不安があり、福利厚生も整備されていないイメージがあったからです。

そのため、経営が安定していて、福利厚生も充実した会社に入社したい筆者は、大手企業ばかりに偏りがちになりました。

筆者

しかし、現実には、全ての中小企業やベンチャー企業が劣る訳ではありません

安定性があり、福利厚生が充実している中小企業やベンチャー企業も存在します

中小企業やベンチャー企業に対し、負のイメージに囚われているのは、大手病の特徴と言えます。

「大手企業への就職がゴール」と思い込んでいる

3つ目の特徴は「大手企業への就職がゴール」だと思い込んでいることです。

なぜなら大手病の末路である、入社後のミスマッチにつながる原因になる得るからです。

「大手企業への就職がゴール」とした場合、就活の目的は内定になります。

言い換えると、入社後のイメージが不足している可能性があるのです。

そうなると、入社前後でギャップが生まれるため、大手病の末路に繋がるのです。

入社後のキャリアビジョンがない

4つ目の特徴は、入社後のキャリアビジョンがないことです。

キャリアビジョンがない場合、入社後に働くモチベーションが薄れ、「こんなはずじゃなかった」という後悔が生まれるためです。

「大手病とは」でも述べたように、入社後のミスマッチは、大手病の末路ですよね。

本来、就活は、就職を通して自分のやりたいことや、なりたい姿の実現を目指して行うべきものです。

一方なぜ大手企業を選んで就職したいのか、明確な理由がなければ、大手病なのです。

周囲が大手/大手志望

5つ目の特徴は、周囲が大手企業に入社していたり、就活生が大手企業への入社を期待されたりすることです。

身内や知人が大手企業で働いている場合、「自分も続かなければ」というプレッシャーがありますよね。

また、周囲が大手企業に入社していないからこそ、期待の矛先となっている人もいるでしょう。

すると、応援に応えようと、大手企業に入社しなければならないと感じますよね。

このように、身内や知人が大手企業に入っていたり、周囲から大手企業への入社を促されたりすることでも、大手病になるのです。

大手病の5つの原因

ここまで、大手病の特徴を述べてきました。

続いて大手病に陥る原因を見ていきましょう。

大手病の原因
  • 自慢したい気持ち
  • 高学歴ゆえの使命感
  • 大手企業に対する固定観念
  • 目先へのこだわり
  • 周囲の影響

自慢したい気持ち

1つ目の原因は、大手企業に入社して自慢したい気持ちです。

知名度のある大手企業は、就活生に限らず、誰もが興味を持つ人気のある会社です。

よって多くの人が憧れる大手企業に入社すれば、周囲から一目置かれますよね。

周囲から良く見られたいという気持ちから、大手病に陥る人もいるのです。

高学歴ゆえの使命感

2つ目の原因は高学歴ゆえに大手企業に入社しなければならないという使命感です。

学生の感覚ですと、難関大学への入学と、大手企業への入社に、類似性を感じる人がいるかもしれません。

難関大学に入学するには、決められた定員内に入るため、高く設定されたボーダーラインを超えなければなりませんよね。

同様に大手企業も、限られた採用枠を巡り、強敵同士の激戦が繰り広げられます。

このように見てみると、高学歴であれば、大手企業にも入社できそうな気がしますよね。

筆者

しかし高学歴であるだけでは、大手企業には入社できません

なぜなら、企業は同じ方向を向いて活躍する人を求めているからです。

そのため学歴以外の要素も必要となります。

以上に気づかないと、高学歴だからという理由だけで、大手企業に入社すべきだと感じてしまうのです。

大手企業に対する固定観念

3つ目の原因は、大手企業に対する固定観念です。

大手企業と言えば、安定した経営基盤や充実した福利厚生、高い給与の3拍子が揃いますよね。

筆者

しかし、大手企業以外、つまり中小企業やベンチャー企業には、当てはまらないのでしょうか?

中小企業やベンチャー企業にも、大手企業のような強みを持つ会社があります

そのため、大手企業で勤務するメリットは、中小企業やベンチャー企業にも当てはまる場合もあるのです。

また、大手企業に入社すれば終身雇用が保証されるのも、時代遅れかもしれません

近年では、大手企業でも、大規模なリストラが実施されています。

このように、大手企業であっても、長期的に安定して雇用してもらえるとは、限らないのです。

目先へのこだわり

4つ目の原因は「大手企業への就職がゴール」だと思い込む、目先へのこだわりです。

就活の目的を内定獲得とした場合、入社後に大手企業で働く意味を見出せなくなる可能性があります。

言い換えると、大手企業に入社後、燃え尽き症候群となり、モチベーションを高く維持するのが難しくなるのです。

また現実的にことを言えば、就活よりも入社後に働く時間の方が長いため、目先の内定に囚われるのは、賢明ではありません。

以上から、内定という目先にこだわるのは、ファーストキャリアを台無しにしてしまうと言えるのです。

周囲の影響

5つ目の原因は、周囲からの影響です。

仮に周囲が大手企業で働いている場合、周りの人と同じように働きたいと感じる人もいると思います。

一方で、親が大手病という人もいるかもしれません。

確かに昔は、大手企業に入社できれば、終身雇用が保証されていたのは事実です。


しかし、現在は大手企業でもリストラされる時代であり、昔とは違います。

以上のように、自分の意思に関わらず、大手企業を受けざるを得ない事態も発生するのです。

大手病の末路を回避する5ステップ

ここまで大手病に陥る原因を見てきました。

再掲:大手病の原因
  • 自慢したい気持ち
  • 高学歴ゆえの使命感
  • 大手企業に対する固定観念
  • 目先へのこだわり
  • 周囲の影響

以上の原因を解決するための鍵は、次の通りです。

大手病の原因解決の鍵
  • 周囲を気にせず、自分と向き合う
  • 中小企業やベンチャー企業も見る
  • 入社後にも目を向ける

そこで、大手病の末路を回避するため、以下のステップが必要だと考えました。

大手病の末路を回避するステップ
  • 自己分析をする
  • 就活の軸を決める
  • 企業を見る
  • 企業の口コミを見る
  • 選考対策をする

自己分析をする

まず、自分と向き合うため、自己分析をしましょう。

自己分析は、自分の価値観や強み/弱みを知り、やりたいことを見つけるために行います。

自己分析は難しくて上手くできないです。

そこで、オススメの自己分析ツールを2つご紹介しますので、参考になさってみてください。

自己分析ツール2選
  • My analytics(キャリアパーク)
  • Futere Finder

My analyticsでは、たった5分で、強み/弱み、キャリアプランを診断することができます。

質問は選択式の36問で簡単である一方、高精度な自己分析が可能です。

【FutureFinder】では、心理統計学に基づいた108問の診断で、自分の価値観や強み/弱みを把握できます。

ビジネス視点での特性を知ることができるため、キャリアビジョンを作成する際も、分析結果が役に立ちます。

就活の軸を決める

自己分析ができたら、就活の軸を決めましょう。

まずは、自分が譲れない条件を考えます。

私の場合は、成長力あり/充実した福利厚生/地域限定/転勤なしを希望していました。

ただ、これだけでは、企業数を絞ることができない人もいますよね。

筆者

そこで、自己分析で分かった「価値観」「強み」「キャリアプラン」の3点を活用します。

どんな判断をするために用いるのかを説明します。

「価値観」:どんな理念や風土/文化を持つ企業に対し、共感できるのか

「強み」:自分が活躍できるのは、どんな企業なのか

「キャリアプラン」:自分のやりたいことができて、なりたい姿になれるのか

是非、譲れない条件に加え、上記「価値観」「強み」「キャリアプラン」の3要素を意識してくださいね。

企業を見る

就活の軸ができたら、早速企業を見てみましょう

ですが、一から探すのは大変なので、逆求人サイトを利用しましょう。

逆求人サイトとは、学生が自己PR等のプロフィールを入力し、内容を見た企業からオファーが届くサービスです。

自分の強みを評価する企業の中から、就活の軸に照らして取捨選択することで、効率よく就活を進められます

オススメの逆求人型サイトはありますか?

私からは、3つの逆求人サイトをオススメさせていただきますので、参考にしてみてください。

企業の口コミを見る

就活の軸に合う会社が見つかったら、企業の口コミサイトを見てみましょう。

企業の口コミサイトでは、現職や退職済みの社員がどう会社を評価しているのかを知ることができます。

社員の声を知ることで、入社後も目を向けることができるので、企業の口コミサイトは確認すると良いです。

なお、企業の口コミサイトで注目すべきポイントは、以下の通りです。

  • 勤務時間
  • 働きやすさ
  • 給与水準・評価制度
  • 残業時間
  • 福利厚生
  • 社風
  • 人間関係
  • 成長・働きがい
  • 成長性・将来性
  • 優位性・独自性
  • 教育制度
  • 在職期間
  • 採用大学
  • 3年後離職率
  • 平均勤続年数
  • 売上・利益

ただ、注意点が3点あります。

  1. 企業の口コミサイトで分からない点は、企業の採用HPや説明会で確認する必要があります。
  2. 完璧な企業はないので、ポイントに優先順位や妥協点をつけましょう。
  3. ネット上の情報であり、全て正しいとは限らないので、複数の情報を比較検討するようにしましょう。

    是非、企業の口コミサイトに登録し、後悔のない企業選びをしましょう。

    選考対策をする

    以上を経て、応募する企業を決めたら、選考対策に入ります。

    筆者

    選考対策でオススメサービスは、キャリエモン大学キャリアセンターです。

    【キャリエモン】とは、就活のプロから無料でES添削や面接相談が受け放題のサービスです。

    チャンネル登録数5万人超えの就活YouTuberの添削が無料で受けられる絶好の機会です。

    また、大学のキャリアセンターで模擬面接をすることで、本番に向けた予行練習になります。

    是非、キャリエモンと大学キャリアセンターを活用し、納得内定を獲得してください。

    まとめ

    今回は、就活で後悔しないための向き合い方を知り、大手病の末路を回避する方法について記事を書きました。

    この記事でお伝えしたかったことは、以下の通りです。

    まとめ

    ○大手病の末路
     -全落ちしてNNT
     -入社後のミスマッチ

    ○大手病の末路を回避する方法
     ①自己分析をする
     ②就活の軸を決める
     ③企業を見る
     ④企業の口コミを見る
     ⑤選考対策をする

    以上となります。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    ぜひ大手病の末路を回避する方法を実践し、後悔のないキャリアを歩んでください

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