TOEICリーディングが伸びない…|350点を獲得できる勉強法3選

TOEICリーディングで350点が欲しい。

でも、どう勉強すれば良いか分からないですよね。

筆者自身も、英文読解に難があった身です。

それでも、リーディング力を上げる方法を知り、TOEICリーディングで350点を超えることができました。

そこで本記事では、実体験を踏まえ「TOEICリーティングで350点を取る勉強法」をお伝えします。

この記事を読むことで、TOEICリーティングで350点を突破し、英語力を就活の武器にできるようになると思うので、是非お読みください。

英語のリーディングは難しい

英語のリーディング問題は、難しいですよね。

筆者自身も、大学・二次試験の英文読解で大失敗したことがあります。

単語が分からず、内容も理解できなかったため、点数も40点台と厳しい結果でした。


一方で皆さんの中には、和訳はできるものの、時間が足りずに解き終わらないという人もいると思います。

このように、英語のリーディングを難しいと感じさせる原因には、様々あるのですね。

TOEICリーディングスコアが伸びない3つの原因

TOEICリーディングセクションを苦戦させる原因は何ですか?

続いて、TOEICに焦点を当て、リーディングスコアが伸びない原因を見ていきます。

原因
  • 語彙が不足している
  • 文法を理解できていない
  • 解答時間が足りない

語彙が不足している

リーディングスコアが伸びない原因の1つに、語彙不足があります。

筆者

皆さんの中にも、学校等で英語を学んできたにも関わらず、TOEICで知らない単語と遭遇したという人はいませんか?

こうした事態が発生するのは、TOEICがビジネス英語力を測定する試験だからです。

私を含め、皆さんが学習してきた英語教育において、オフィス場面を想定していることはほとんどありませんでしたよね。

しかしTOEICでは、メールや記事・広告等、あまり英語の授業では目にしてこなかった場面が題材となります

従って、出題される単語も馴染みの薄いビジネス英単語となり、理解が乏しくなるのです。

文法を理解できていない

原因の2つ目として、文法力が足りていないことが挙げられます。

文法知識がなくて1番困るのは、文法問題であるPart5・6ですよね。

これら2パートでは、空欄に適切な選択肢を入れ、完全な文章を作る問題が出題されます。

問題の性質上、非常にややこしい上、面倒に感じる部分もあると思います。

しかし、ここを疎かにしてしまうのは、非常にもったいないです。

ここから、リーディングセクションのうち、Part5・6が約半数を占めることが分かります。

つまりPart5・6の文法問題に正解できれば、リーディングスコアは大幅に伸びるのです。

解答時間が足りない

3つ目の原因は、解答時間を十分に確保できていないことです。

そもそもリーディングセクションは、75分で100問を解かなければならないため、非常にヘビーに感じますよね。

またテストの後半部分ですから、疲労で解答スピードが低下していることも考えられます。

このようなマイナス要因が絡むことで、回答時間がなくなり、マークシートを適当に埋める羽目となるのです。

言い換えると、時間内に英文を読み切り、解答できるようにすることが重要なのです。

TOEICのリーディングスコアを伸ばす方法3選

ここまで、TOEICリーディングスコアが伸びない原因を見てきました。

続いては、TOEICのリーディングスコアを伸ばす方法を確認していきましょう。

方法
  • 英単語を覚える
  • 英文法の勉強をする
  • 速読力を身につける

英単語を覚える

まず、スコアが伸びない原因である語彙不足を解消するために、英単語を覚えましょう。

やり方は様々あると思いますが、実際に音声を聞いたり読んだりしてみることを推奨します。

推奨する理由
  • より単語が覚えやすくなる
  • 正しい発音を覚え、リスニング対策にもなる

音読は、脳を活性化する働きがあり、暗記に効果的だそうです。

また、英語母語話者の発音を聞いて真似することで、ネイティブ話者の発音の感覚が掴めるようになります。

有効な方法なので、是非実際に発音する機会を設けてみてくださいね。

その他、英単語の暗記法が気になる方は、ベストティーチャーの記事をご覧ください。

英文法の勉強をする

単語の勉強と同時並行で、文法学習も行いましょう。

単語学習と文法学習を一緒に進めるのは、勉強の好循環が見込めるからです。

実際、文法問題を解き進める中で、単語帳で覚えた英単語が出てくるということがありました。

覚えた英単語が文法問題に出てくることで、単語学習の成果を感じることができますよね。

学習のモチベーションを上げるためにも、単語と文法を並行で勉強することをオススメします。

筆者

なお文法学習をする際は、同じタイプの問題を大量に解くと良いです。

ここで言うタイプとは、文法や活用・前置詞等、問われている文法事項を指しています。

皆さんの中にも、受験生時代、分厚い文法書で勉強したという人がいるでしょう。

私もそうでしたし、文法項目毎にたくさんの問題に触れ、徐々に文法問題に自信がついたことを覚えています。

このようにタイプ毎に多くの問題に取り組むことで、解き方に慣れていくのです。

解答スピードも正確性も上がるので、地道に取り組んでほしいです。

速読力を身につける

解答時間を確保する上では、速読が重要となってきます。

速読とは、大まかに内容を理解しながら、意味のまとまり毎に文章を読んでいくことです。

英文を読むスピードを上げることで、時間内での解答を目指せるようになります。


なお速読のコツですが、英文を英語の語順のまま理解することです。

日本語の順番にしないで和訳するということですよね。

なんか難しそうです。

英語の授業等で、丁寧に和訳してきた人からすると、違和感がありますよね。

ただ、日本語の語順で英文を読んだままだと、英文を速く読めるようにはなりません

そのため、英語の語順で英文を読むようにしましょう。

TOEICのリーディングで350点を取る勉強法3選

以上では、TOEICのリーディングスコアを伸ばす方法をご紹介してきました。

続いては、TOEICリーディングで350点を取る勉強法をお伝えします。

勉強法
  • 出題傾向に合わせた対策をする
  • 部分読みをしない
  • スピードを意識する

出題傾向に合わせた対策をする

TOEICリーディングで350点を取るためには、出題傾向に合った対策をするのが鉄則です。

TOEICは、ある程度の出題タイプ・形式が決まっています。

実際にPart5は、出題範囲が限定的で、語彙の他、品詞問題も多いです。

また、Eメールやチャット、記事や広告・webサイト等は、Part7の頻出形式となっています。

このようなTOEICの出題パターンを見て、対策することが重要なのです。

ただ、TOEICは、形式が若干変化することもありますよね。

現に、Part6では、空欄の前後だけでは解答できず、文脈から判断する問題が増加しています。

そのため、学習ツールを選ぶ際は、最新情報が反映されているのか、実際に受験した人の情報なのかを見極める必要があるのです。

部分読みをしない

2つ目の勉強法として、部分読みをしないことが挙げられます。

つまり、英文を文頭から読み進め、解答する癖をつけるということです。

なんだか、効率が悪いように感じます…。

設問に関係しそうな部分のみを読んだ方が、速く解答できそうに感じますよね。

しかし、文中に当てはまらない選択肢を解答する問題では、部分読みで正解を導くことはできませんよね。

結局、文頭から読み直す羽目となり、部分読みで時間をロスすることもあるのです。

そのため是非、速読力を身につけ、文頭から英語を読み進めることを意識してみて下さいね。

スピードを意識する

3つ目の勉強法は、試験同様に、スピードを意識することです。

これは、テスト本番で解答時間が足りなくなるという事態を防ぐために行います。

皆さんの中には、解答時間が長ければ、解き切ることができるという人もいるかもしれません。

実際、75分間で100問をこなすことは、大変ですよね。

しかし、さらなるスコアアップを目指すのであれば、スピードを意識する必要があるのです。

スピードを上げるのって、大変そうです。

もちろん、最初は、ハードワークに感じるかもしれません。

しかし、解答の感覚が掴めるうちに、テンポも良くなっていきます

そして、これまで時間内に読み切ることができなかった問題も解答できるようになるのです。

徐々にスピードに慣れていけば、後から内容理解力も追いついてくるので、安心して取り組んでくださいね。

オススメの参考書3選

以上、TOEICリーディングで350点を取るための勉強法をお伝えしてきました。

続いては、オススメの参考書として、単語帳・文法書・長文対策本をご紹介します。

以下の3冊であれば、TOEICリーティングで350点を取ることができるので、是非参考にしてみてくださいね。

単語帳

単語帳は、ベストセラーの「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」がオススメです。

金フレを推薦する理由
  • 実際の出題傾向が反映されている
  • 段階的なスコアUPが目指しやすい

金フレの著者は、継続してTOEICを受験し、重要単語や語句を蓄積し続けています。

そのデータが凝縮されているため、金フレでは、TOEICに出る単語を効率よく覚えることが可能です。

また金フレでは、以下の通り、読者が目標とする点数別に単語が掲載されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~
・600点レベルー400語
・730点レベルー300語
・860点レベルー200語
・990点レベルー100語
~~~~~~~~~~~~~~~~

そのため、点数に応じた必要最低限の単語を覚えられる上、目標が高くなっていっても長く使い続けることが可能です。

私自身、金フレを使ったおかげで、リスニング・リーディングともに350点を突破し、計700点超えを達成することができました。

そのため、自信を持って推奨できる1冊です。

TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ [ TEX加藤 ]

文法書

オススメの文法書は、定番ですが、「TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問(通称:でる 1000)」です。

でる1000をオススメする理由
  • TOEICに出題される文法問題のみに深くアプローチできる
  • 解き方の説明や解説が分かりやすい

でる1000も、金フレ同様、著者の受験経験やノウハウがつぎ込まれた1冊となっています。

1049問という圧倒的な量をこなすことで、正確な解答力を身につけることができるのです。

また、問題演習に入る前に、解法の説明が準備されています。

正解を導くために見るべきポイントが類型化されており、論理的に理解することができます。

さらに、練習問題の解説では、正解だけではなく、不正解の選択肢についても触れているため、より納得感を得やすかったです。

実際に使っていて良かったと思える文法書なので、本当にオススメです。

TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ]

長文対策本

長文読解の対策には、「TOEIC L&Rテスト絶対攻略リーディング」がオススメです。

この本をオススメする理由も、2つあります。

  • 気軽に学習することができる
  • 速読の習得にフォーカスを当てている

30日分のトレーニングが収録されているのですが、1日30分ほどで終えることができます。

学習の手順もシンプルであるため、非常にハードルが低いと言えるでしょう。

またトレーニングでは、時間を計りながら、徐々に英文を読むスピードを上げていきます。

強制的に速く読まざるを得ない状況になるので、速読力を身につけることができるのです。

私自身、たった1週間ほどで、1分間に読める単語数が150から200ワードに増えました。

音読ペースが上がり、リーディング問題への解答に余裕が生まれたことを覚えています。

筆者

是非、皆さんも「TOEIC L&Rテスト絶対攻略リーディング」で、速読力をつけてくださいね。

TOEIC L&Rテスト 絶対攻略リーディング [ 谷口 恵子 ]

 

まとめ

今回は、TOEICのリーディングセクションに焦点を当ててみました。

この記事で伝えたかったことです。

まとめ

単語力・文法力・速読力を伸ばせば、スコアアップはできる

✓TOEICリーディング350点を取る勉強法:
 ・試験内容を網羅した教材を活用する
 ・英文を文頭から読む癖をつける
 ・常にスピードを意識する

✓以下の参考書を使って、TOEICリーディング350点を達成しましょう
 TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
 ・TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問
 ・TOEIC L&Rテスト絶対攻略リーディング

 

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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